スネアドラムの話です。
Pearl HEK1450/C Hybrid Exotic Kapur Fiber
かれこれ5年くらい使っていますが、良い楽器です。レコーディングとライブ、どちらでも使っています。
カプールのファットさにグラスファイバーのアタック感が絶妙にマッチしてて立ち上がりが早く、音も大きめで非常に良いです。
カーボンプライメイプルより音量はタイトだけど色気があるような感じ。実際カーボンプライメイプルも持っていた(借りてた)けど使うことが無かったしあまり好みじゃなかったんだろう。
6半持ってた時期もありましたが、あれが立ち上がりについては一番わかりやすい例でした。レスポンスが非常に早く5のスネア叩いているような感じでした。
こいつはだいぶパーツ交換して、yukihiroさんが使っているスペックとほぼ同一になってました。ハードウェアの色とヘッドとパーツがちょっと違うくらい。
ヘッド
Top:REMO Striped Coated
Bottom:Clear Ambassador
https://www.ikebe-gakki.com/ec/pro/disp/1/114534
ブライトなサウンドを狙ってのStriped Coated。国内限定なのかな?とても良いヘッドです。クリアの上にコーティングされているのでクリアほど暴れすぎない、コーテッドアンバサダーほどタイトじゃないあたりがとても気に入ってます。
フープ
Top/Bottom:Fattone Hoop
プレスだと多少頼りなく、ダイキャストだと締まりすぎた。
鳴りはオープンかつアタックは多少タイトにしたかったのでファットトーンが適材でした。本当に良いフープです。
スナッピー
Pearl ウルトラサウンドスナッピー DType
コード
耐久性があって太いのでスナッピーが浮きます。
村上さんのブログやDVDなどは一通り見させていただいて実践してます。
本当に音が大きくなるのでこのコードの通し方はお勧めです。
あとスピンタイトテンションボルトは個人的にダメ(叩いてるとボルト内のボルトが緩んで上にせり上がってきてとても危ない)だったので全部トップをPearlのステンレススティールのボルトに交換してスティック側3点にテンションキーパーを噛ませています。
書いてて思ったのが、”緩みを解消するためのボルトの中のボルトが緩んで来る”っていう本末転倒さでちょっと笑ってしまった。
スピンタイトテンションボルトは発想は良いものだったんだけどHybrid Exotic以外に付いてないあたりであまり評判良くなかったんだろうな。
スネア自体は特価で買ったから4万チョイだったと記憶してますが、パーツ交換が多かったので結局6万くらいかかった。
それにしてもこいつがオーダー品になっているのがもったいない。
長く付き合いそうな楽器です。